燃料電池システムに使用するロータ部品の加工組立技術の開発を進めています。

大同精密工業では燃料電池自動車(FCV)の燃料電池システムに使用しているロータ部品の加工や組立に挑戦しています。
ロータ部品は高速回転で使用する為、高精度の加工が必要とされています。このロータ部品にはマグネットを使用しています。

硬くて脆いマグネットでも高い精度で加工することが可能です。

マグネットは、加工と取扱いが非常に難しいことが難点です。
穴あけ加工時はドリルが刃こぼれするほど硬く、また少しの衝撃でも欠けてしまうほど脆いため、高い加工技術が必要となります。
大同精密工業は高合金の加工で培った加工技術を駆使し、マグネットの端面加工や穴あけ加工において精度の高い加工に取り組んでいます。
端面加工では、面同士の平行出しや平面出しを行い、表面の荒さはRa1.6μm以下という精度を実現。
また、穴あけ加工ではミクロン代の寸法公差が可能となり、高精度の真円や円筒形状を達成しています。

こうした難しい材質に対しても、他では真似できない加工技術で次世代自動車の発展に貢献していきたいと考えています。

開発品

磁石の加工

工程 特徴 イメージ画像1 イメージ画像2
端面加工
  • 面同士の平行出しや平面出しが
    可能
  • 表面粗さ Ra1.6以下
穴あけ
下穴加工
  • 微小径(φ1程度)の穴加工が可能
穴あけ
繰り広げ加工
  • 下穴加工後の穴加工
  • 寸法公差±0.01の高精度な
    切断加工
穴あけ
仕上げ加工
  • ミクロン代の寸法公差
  • 穴精度は高精度の真円や
    円筒形状を実現
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